GEKKAN-WIEN ウィーン日誌

   平成元年創刊 現地オリジナル取材と編集でウィーンを伝える      現地情報紙「月刊ウィーン GEKKAN-WIEN 」の編集長が綴る

子供博物館

 博物館地区MQの中にあるズーム子供博物館 ZOOM Kinder Museum Wien では明日から6月28日まで、6歳からを対象にした特別展「死について教えてちょうだい」を開催する。子供も早くから「死」に直面することはまれではない。どうして齢をとるの? おばあちゃんは今どこにいるの? もうここにはいないとしたら、どこにいるの? 子供に「死」について語ることはタブー視されてきたが、ベルリンの子供博物館で制作したこの展覧会はドイツで大きな反響を呼び、このたびウィーンでも開催の運びとなった。特別展はガイドツアーとして参加し、ガイドは子供の質問にも答える。まず入口の模擬旅行会社でパスポートを受取り、査証スタンプを押してもらって、映画館(3席)、エジプトの死者の家、メキシコの死者の家など、13の個室をめぐるツアーに参加する。所要90分。ツアー開始時間は火曜から金曜の8時半、10時半、14時、15時半、土曜日曜祭日の10時、12時、14時、16時。子供9人までのグループは1人あたり5オイロ、子供10人以上のグループは1人4オイロ、大人1人3オイロ50セント。子供10人以上の場合付き添い2人は無料。10人以上の場合は予約が必要。それ以下の場合でも予約が望ましい。 tel.(01)5247908  www.kindermuseum.at

写真はエリーザベト・メナッセ=ヴィースバウアー Elisabeth Menasse-Wiesbauer 館長(左)
キューレーター兼展覧会建築 クレメンス・キューン Klemens Kühn(右)

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女性に関するタブーな話題

 女性の下半身の健康について記者会見があった。人前で語ることがタブー視されている女性のデリケートな部分は、女性の3人に1人がトラブルを抱えいるといわれ、プールやサウナで細菌に感染するおそれもある。その予防や治療、日常生活での注意などについて専門家の説明があった。記者会見も終わりごろ突然、世紀末ウィーンの伝説的高級娼婦ヨゼフィーネ・ムッツェンバウアーに扮した女優さんが、その道の専門家として女性の心得を説いてまわり、女性ジャーナリストたちが出席する会場は爆笑に包まれた。
記者会見後は女性の観光ガイドさんが「エロチックな街の散歩」に誘ってくれた。

写真上:王宮前ミヒャエル広場の古代ローマ遺跡。ここで発掘された物の中に、春を売る商売があったことを実証するコインが見つかっている。コールマルクトやグラーベンは今や高級店が並ぶノーブルな通りだが、かつては怪しげなホテルとして利用されていたカフェもあり、世紀末当時は高級娼婦たちの営業圏内だった。マリア・テレジアに仕えた某貴族は今も銅像として残るほどの歴史上著名な政治家であるが、実は最近、児童に対する性的虐待の疑いがかけられている。

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