GEKKAN-WIEN ウィーン日誌

   平成元年創刊 現地オリジナル取材と編集でウィーンを伝える      現地情報紙「月刊ウィーン GEKKAN-WIEN 」の編集長が綴る

Sommerreitbahn 白馬の健康維持

 スペイン乗馬学校のパフォーマンス(白馬の演技)は、馬にとってかなりのストレスだ。健康管理のためのハンドブックが2010年に完成し、適用されている。パフォーマンスの前のウォーミングアップと後のクールダウンのために、演技会場となる建物の中庭に、柵で囲まれたコースが設置されているが、これまでは屋根がなくオープンだったので雨や風の強い日は使えなかった。このたび民間の寄付30万ユーロを得て、電動で開閉する天蓋が付けられた。

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夏休みから戻って来た白馬たち

ニーダーエスタライヒ州のヘルデンベルクで6週間の夏休みを過ごした白馬たちがウィーンに帰って来た。8月12日から再び朝のトレーニング(有料見学可)が始まり、8月27日と28日には古典的パフォーマンスの公演が予定されている(詳細9月号)。

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Fotos(c)Spanische Hofreitsheule/Herbert Graf

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リピツァーナーが咳

 スペイン式乗馬学校の3月21日、27日、28日に予定していたパフォーマンス(演技)が、リピツァーナー(馬)の一部が咳をするなど健康を害したため、取り止めとなった。返金または期日振り替えについては、メールtickets@srs.at または電話 tel.(01)533-9031内線13,14,15,19 で受け付ける。
 なお朝のトレーニングは従来通り続行する。更に3月27日と28日の10時~12時も朝のトレーニングを行なう。

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無形文化遺産

 ユネスコ世界遺産条約を補完するものとして2003年から無形文化遺産の登録と保護が始まったが、オーストリアは2006年に条約を締結して加盟国となり、国内ユネスコ委員会を発足させた。このたびスペイン式乗馬学校もリストアップされた。

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スペイン式乗馬学校の朝のトレーニング風景 
見学は3月の場合 月曜~金曜10時~12時 12オイロ

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夏のスペイン乗馬学校公演

 夏のスペイン乗馬学校の公演 Piber meets Vienna が始まった。まずドイツ語と英語の説明の後に1頭立て馬車と2頭立て馬車、若いリピツァーナー(2006年生まれ)6頭、母馬と子馬、4頭立て馬車と騎馬などが音楽入りで登場する。公演は7月19日まで。火曜~日曜の11時~12時。チケットは14オイロ~30オイロ、立ち見は10オイロ。
 リピツァーナーの朝のトレーニングは8月18日から、パフォーマンスは8月30日に再開される(プログラム詳細は月刊ウィーン8月号)。

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スペイン乗馬学校の厩舎中庭に芝生

 ウィーン観光の目玉のひとつ「スペイン乗馬学校 Spanische Hofreitschule 」の演技馬と騎手たちも夏休みをとるので、夏はリピツァーナーのパフォーマンスはないが、生まれ育つ田舎のピーバーPiber(シュタイアマルク州) から6頭の母馬とその子馬(生後数ヶ月)が3週間だけウィーンに来て元気なところを見せてくれる「サマー・プログラム Piber meets Vienna 」(月刊ウィーン7月号に紹介)がある。緑豊かな環境のピーバーから、母親と一緒とはいえ都会に生まれて初めて来る子馬のストレスを少しでも軽減しようと、シュタールブルク(厩宮=厩舎)の中庭に400㎡の芝生を敷くことになった。オーストリアのリヒター・ラーゼン Richter-Rasen という会社の簀巻型自然芝が提供され、運送は Spedition 5T Logistics という会社が無料で引き受けたという。中庭は土ではないので、まず特殊な砂を敷いて、その上に芝生を敷く。これにより芝は3週間は枯れない。砂は Pannonia Kies という会社が提供している。そのほか、 Hackenberg 社、Haberkorn Ulmer 社が協力し、子馬のための芝生はボランティアで完成することになった。

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スペイン乗馬学校の新プログラム

 スペイン乗馬学校のエリーザベト・ギュルトラー Elisabeth Gürtler 総支配人は今日、新しいパフォーマンス・プログラム「コッペルからカプリオーレまで Von der Koppel zur Kapriole」を発表した。通常の完成されたパフォーマンスではなく、たとえて言えばプロの途上にある学生馬によるプログラムである。先ず4頭の4歳馬が自由に走るさまを観客に示し、次に騎手が若いリピツァーナーを紹介し、最後は6頭のリピツァーナーのパフォーマンス(写真)となる。司会者がドイツ語と英語で説明する。
 5月15日と22日の19:00~20:20、5月17日と24日の11:00~12:20

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スペイン乗馬学校の未来のスター

 白馬リピツァーナーがウィーンの音楽に合わせて伝統的古典演技をするスペイン式宮廷乗馬学校 Spanische Hofreitschule の冬季乗馬学校 Winterreitschule は皇帝カール6世が王宮の一部として18世紀半ばに建造した(後期バロック様式)。今でもここでパフォーマンスが行なわれている。馬の飼育場はピーバーという村にある。子馬の時は黒~灰色で6~8歳で白馬になるが、選び抜かれた将来のスターは3歳半くらいでピーバーからウィーンに引越して、騎手と共に厳しい訓練を積んでいくことになる。先週、2005年4月~6月生まれの8頭がウィーンに連れて来られた。今日は彼ら8頭が冬季乗馬学校で自由に走り周れる最後のチャンスということで特別撮影会となった。自由といってもバラバラに走るのではなく、ちゃんとリーダーがいてその後に続く。

 4月のパフォーマンス:4日、5日、12日、18日、19日、25日、26日の11時と10日の19時
  料金37~142オイロ 立ち見21~26オイロ チケット予約 tel.5339031 tickets@srs.at
 朝のトレーニング見学:火曜~金曜の10時~12時 料金12オイロ 予約不要

先頭を走るのはリーダーのマエストソ・ボナ1 Maestoso Bona-1(2005年4月27日生まれ)

あどけない子馬たちはもうじき4歳。騎手も若い。人と馬の今後十年以上の信頼関係が始まる。

訓練を経てスターになった美しい白馬。馬好きのプーチンはウィーンでご機嫌だった(2007年)。

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