GEKKAN-WIEN ウィーン日誌

   平成元年創刊 現地オリジナル取材と編集でウィーンを伝える      現地情報紙「月刊ウィーン GEKKAN-WIEN 」の編集長が綴る

お知らせ

1) 都合により10月末から11月中旬まで当ブログの更新はありません。
2) 月刊ウィーン3頁下の「空港送迎ハイヤーの広告」中、メールによる日本語での予約は上記期間中は受け付けておりません。

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月刊ウィーン11月号

月刊ウィーン2009年11月号
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1頁 ルーベンス「ブルグントのカール勇胆公」
2頁 近藤常恭のウィーン・ア・ラ・カルト「ナポレオンの置土産(4)」
3頁 杉本純の原子力の話「欧州原子力事情・ベルギー」
4頁 楽友協会/コンツェルトハウス
5頁 シュターツオーパー/フォルクスオーパー他
6頁 名店ガイド/旧市街地図/交通地図
7頁 グスタフ・マーラー:ウィーンでの軌跡:17歳の時の下宿先
8頁 須永恒雄のブルックナーのウィーン「ハイドン」/教会音楽
9頁 日本語ツアー/イヴェント/スペイン乗馬学校/日系レストラン案内
10頁 美術館・博物館
11頁 河野純一のウィーン知らなくてもいい話「カフェの『会計係の女性』」
12頁 アンニャ・シルヤ/美術史博物館特別展/OPEC本部調印式

≪お詫びと訂正≫5頁シュターツオーパーとフォルクスオーパーの
11月プログラムのタイトルを[11月]でなく[10月]と書き違えました。

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アンサンブル金沢

 11月8日(日)19:30よりコンツェルトハウス大ホールでオーケストラ・アンサンブル金沢 Orchestra Ensemble Kanazawa の演奏会がある(日本オーストリア交流年2009)。同オーケストラ音楽監督の井上道義 Michiyoshi Inoue さんの指揮、ヴァイオリンのリディア・バイチ Lideia Baich さんをソリストにむかえ、東京楽所(雅楽)と天台天台聲明音律研究会(声明)との共演で、石井眞木:声明交響Ⅱ-声明(雅楽とオーケストラのための)、ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲 第1番 ト短調、ハイドン:交響曲 第100番 ト長調「軍隊」を公演。チケットは48、45、39、32、24、18(ユーロ)。

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VIPクラブ定例会

 ウィーン V.I.P クラブ第四回定例会議が歴史的な地下酒場「十二使徒ケラー」で開催された。まず美味しいホイリゲ料理を味わった後、今回のゲストで最初の発言者頼寛恵 Hiroe Lai さんのお話を聴いた。頼さんはウィーンで30年近くレストラン≪蓬莱閣≫を経営してきた。化学調味料をなるべく使わず、薄味で日本人の口によく合う庶民的な家族経営のこのレストランは、開店以来多くの在留邦人や観光客に愛され、日本人のサロン的な店でもあった。筆者もウィーンに来た当初からお世話になり、月刊ウィーンの長期広告主でもあったことは今でも感謝している。頼さんは台湾生まれで、子供の頃は公用語は日本語だった。戦前の台湾の様子、戦後の台湾で中国はいかにひどいことをしたか、反日教育と宣伝など、自らの体験を語る頼さんの言葉は信頼できる。1974年、田中政権の日本が台湾と国交断絶し中国と国交を結んだ年、1974年に頼さん一家はウィーンに移住し、1980年に≪蓬莱閣≫をオープンしたのだった。次の発言者フォルクスオーパー専属歌手の平野和 Yasushi Hirano さんは、最近のウィーンの音楽事情について、フォルクスオーパーはなぜドイツ語の歌詞なのか、その長所と短所など、当事者でなければ知り得ない裏話やプレミエの話題を楽しく語った

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ムツェンスクのマクベス夫人

 ショスタコーヴィチ「ムツェンスクのマクベス夫人」のプレミエがシュターツオーパーであった。ストーリーも音楽もかなり過激で衝撃的。作曲者の若き日の強烈な作品である。9月25日付で報告したように指揮者はインゴ・メッツマッハー Ingo Metzmacherで、この日がシュターツオーパー・デビューとなったが、現代音楽に定評のある彼だから、当初予定のペトレンコ指揮より、これでよかったのではないか。音楽は大変すばらしかった。シュターツオーパーでこんな音楽が聴けるとは有難いことだ。今年からブルク劇場ディレクターになったマティウス・ハルトマン Matthias Hartmann による演出は音楽ほどの凄みはなくあっさり味。タイトルロールは宮廷歌手になりたてのアンゲラ・デノケ Angela Denoke 、ボリス役はベテランのクルト・リードゥル Kurt Rydl 、セルゲイ役は新進のミーシャ・ディディク Misha Didyk が熱演し、大いに喝采を浴びた。プレミエなのにチケットは前日まで完売せず、珍しくブーイングがなく、ブラボーだけの喝采で終わった。

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シュミット幸子さん

 生花を通して日本文化を紹介してきたシュミット幸子 Sachiko Schmid さんが、日本の外務大臣から表彰を受けた。その授与式が在オーストリア日本大使公邸で行なわれ、オーストリア人のお弟子さんや友人多数がお祝いに駆けつけた。
 シュミットさんの生花作品は5月29日付の報告を参照されたし。

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レオポルト美術館

 10月16日から1月18日までMQ(博物館地区)のレオポルト美術館で「エドゥヴァルド・ムンクと不気味 Edvard Munch und das Unheimliche」展が開催される。オスロのムンク美術館が所蔵する有名な『不安』『叫び』『マドンナ』『赤と白』『吸血鬼』『灰』などの他、アンソール、クビーン、ロップス、モルベッリ、シーレ、モロー、ゴヤ他の不気味な作品が展示されている

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宮廷歌手ストヤノヴァ

 ソプラノ歌手クラシミラ・ストヤノヴァ Krassimira Stoyanova が10月6日、オーストリア宮廷歌手の称号を授与された。
 ブルガリア出身のストヤノヴァは1998年に「カルメン」のミカエラ役でシュターツオーパー・デビューし、これまでに13種の役で、166回の公演を行なっている。写真は宮廷歌手になって初めての舞台(「ボエーム」のミミ役)で喝采を浴びるストヤノヴァ

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アンニャ・シルヤ

 シュターツオーパーで公演中のチャイコフスキー「スペードの女王」(小澤征爾指揮)で伯爵夫人役を演じているソプラノ歌手アンニャ・シルヤ Anja Silja(1940年ベルリン生まれ) がシュターツオーパー舞台歴50周年を迎え、今日の公演後にディレクターからお祝いの言葉と、「魔笛」の夜の女王でデビューした日のポスターなどが贈られた

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月刊ウィーン10月号

月刊ウィーン2009年10月号
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1頁 ウィーン博物館カールスプラッツ特別展「ビーダーマイアーの絵画」より
2頁 近藤常恭のウィーン・ア・ラ・カルト第64話「ナポレオンの置土産(3)」
3頁 杉本純の原子力の話「欧州原子力事情・スイス」
4頁 コンサート・プログラム:コンツェルトハウス/楽友協会
5頁 劇場プログラム:シュターツオーパー/フォルクスオーパー/その他
6頁 名店ガイド/旧市街地図(ユネスコ文化遺産)/交通地図
7頁 特別取材:楽劇「天守閣・大田楽」/相原節子/松川孝子/さかもとふさ
8頁 須永恒雄のブルックナーのウィーン「ハイドン没後200年」
9頁 日本語ツアー/イヴェント・フェスト/スペイン乗馬学校/日系レストラン案内
10頁 ウィーン知っておくといい話=美術館・博物館
11頁 河野純一のウィーン知らなくてもいい話「シュテッフル・カフェ」
12頁 月刊ウィーン写真レポート

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